メンズコスメブランド「アンリクス」は、Z世代の男性をターゲットにした花王の新しい試みです。
このブランドは、男性の肌の特徴や悩みに合わせて設計された革新的な製品ラインアップと、デジタルコミュニケーション戦略を展開しています。
- 花王初のブランド「アンリクス」について知りたい方。
- アンリクスのアイテムについて知りたい方
本ブログでは、「アンリクス」の製品紹介や、ブランドパートナーとのコラボレーション活動、デジタルコンテンツの解説など、このブランドの魅力を余すところなく紹介します。
1. Z世代男性に向けた花王初のメンズコスメ「アンリクス」
花王は、若い男性たちの美容意識の高まりに応えるために、初めて展開したメンズコスメブランド「アンリクス(UNLICS)」を発表しました。
このブランドは、10代から20代前半のZ世代の男性をターゲットにしています。
アンリクスは、若年層男性の肌の特性や悩みにアプローチするために開発された化粧品ブランドであり、花王が将来的にはグローバル展開も視野に入れています。
アンリクスの製品は、男性のスキンケアやメイクに関心を持つZ世代のために革新的なアイテムを展開しています。
特に、男性の肌悩みに合わせて5種類のバリエーションが用意された乳液兼美容液の「セラムミー」と、美容液の効果を高めるタオルマスク「ホグフォグマスク」が人気のアイテムです。
アンリクスは製品展開のほかにも、デジタルコミュニケーションも重視しています。
ブランドパートナーとして男性インフルエンサー3人を起用し、SNSやライブイベントを通じてブランドの認知度を高めています。
さらに、ウェブツール「ビューティディグショナリー」を活用して、自分がなりたい顔を選び、メイクの手法を学ぶことができるなど、利便性の高いコンテンツも提供されています。
2. クレンジングから美容液までのフルラインアップ
花王のメンズコスメブランド「アンリクス(UNLICS)」は、男性のスキンケアに必要なアイテムを幅広く揃えています。
ここでは、ブランドのクレンジングから美容液までの全ラインナップをご紹介します。
1. キュレル 皮脂トラブルケア 泡洗顔料
- 150ml / ¥1,035(税込み)
- メンズビューティ大賞 洗顔料部門 2位
男性の肌の特徴である皮脂トラブルにアプローチするキュレルの皮脂トラブルケア泡洗顔料は、幅広い男性層から高い評価を受けています。
メンズビューティ大賞の洗顔料部門で2位に輝いた実績もあります。
2. アクアハグウォーター
- 180ml / ¥3,080(税込み)
- レフィル 160ml / ¥2,640(税込み)
アクアハグウォーターは、乾燥した肌に豊富な保湿を与える化粧水です。みずみずしいテクスチャーで肌を包み込み、透明感のある柔らかな肌を作り上げます。
さらに、リフィルも販売されているため、環境にも配慮した選択肢です。
3. セラムme
- 40ml / 5種/各¥3,850(税込み)(01・02・03化粧品/04・05 医薬部外品)※2023年1月12日(木)発売
セラムmeは、乳液と美容液の充実感を兼ね備えたミルクセラムです。肌に潤いを閉じ込め、なめらかな肌へ整えます。
さまざまな肌悩みにアプローチするために、5種類のバリエーションがあります。
さらに、アロマ精油も配合されているため、使用するだけでリフレッシュ効果も期待できます。
4. ホグフォグマスク
- 1枚/¥2,750(税込み)
ホグフォグマスクは、あたたかい蒸気で顔全体を包み込み、肌をやわらかくほぐしてくれるマスクです。使うことでスキンケアの効果を高め、疲れた肌を癒やします。
また、繰り返し使用可能な素材なので、環境にも優しいアイテムです。
花王のメンズコスメブランド「アンリクス(UNLICS)」は、クレンジングから美容液までの全アイテムを揃えています。
男性の肌の特徴や悩みに合わせて設計された商品がラインナップされており、自分に合ったスキンケアアイテムを選ぶことができます。
3. ブランドパートナーを起用したコミュニケーション戦略
ブランドの成功には、適切なコミュニケーション戦略が不可欠です。
花王は「アンリクス」のブランドパートナーとして、他の有名なインフルエンサーやクリエイターを起用することで、ブランドの認知度を高め、共感を広げることを狙っています。
3.1 ブランドパートナーのリスト
花王は車谷セナ、USUKE、翔貴の3人の男性インフルエンサーを「アンリクス」のブランドパートナーとして起用しました。
彼らはSNSなどを使って「アンリクス」の製品やコンセプトを紹介し、自身のフォロワーたちに製品の魅力を伝える役割を果たしています。
3.2 ブランドパートナーとの協働イベント
単にSNSなどで投稿するだけでなく、ブランドパートナーと一緒にイベントなどを開催することもあります。
例えば、花王は原宿の「資生堂ビューティ・スクエア」で「SIDEKICKゲームセンター」というイベントを開催しました。
このイベントでは、UFOキャッチャーやダーツ、ジェンガなど、様々なビューティ提案が組み込まれたゲームコンテンツが配置され、来場者はエンタメ感覚で楽しむことができました。
3.3 ブランドパートナーとのライブイベント
さらに、花王はブランドパートナーと共同でライブイベントも実施しています。
ライブイベントでは、ブランドパートナーが製品の使い方や魅力を直接プレゼンテーションすることで、製品への理解を深め、参加者の共感を得ることができます。
また、ライブイベントでは参加者との対話や質疑応答の時間も設けられます。
3.4 ブランドパートナーとのコラボレーション企画
花王はブランドパートナーと共に、様々なコラボレーション企画も展開しています。
例えば、早稲田大学公認の学生コミュニティ「早稲田大学広告研究会」との「SIDEKICK Let’s be Awesome プロジェクト」があります。
このプロジェクトでは、Z世代の学生と一緒にブランドコミュニケーションを企画し、ターゲットであるZ世代の興味を喚起し、ブランドへの理解を図ることを目的としています。
ブランドパートナーを起用することで、花王は「アンリクス」のブランドメッセージを広めるだけでなく、ターゲット層であるZ世代の共感を得ることに成功しています。
これからもブランドパートナーとの協力を通じて、効果的なコミュニケーション戦略を展開していくことでしょう。
4. デジタルコンテンツでメイクのハウツーを解説
近年、若者を中心に男性のメイク意識が高まっています。
特にZ世代の男性は、自分の外見に対するこだわりや美容への関心が高い傾向にあります。
そのため、花王のメンズコスメブランド「アンリクス」では、デジタルコンテンツを活用してメイクのハウツーを解説しています。
ビューティディグショナリーでメイクの手法を学ぼう
アンリクスでは、開発したウェブツール「ビューティディグショナリー」を通じて、顧客がなりたい顔を選択し、それに至るまでのメイクの手法を学ぶことができます。ツール内には20種類のルックが用意されており、自分の肌の特徴やなりたい印象に合わせて選ぶことができます。
メイクの手順をわかりやすく解説
ビューティディグショナリーでは、メイクの手順をわかりやすく解説しています。基本的なメイクの流れや使用するアイテム、テクニックなどを順番に説明しているため、初めてメイクをする男性でも迷うことなくスムーズにメイクができます。
- まずは肌の清潔さが重要です。洗顔や化粧水で肌を整えましょう。
- 次に、メイクアップベースを使用し肌のトーンを均一に整えます。
- ファンデーションを選び、顔全体に均等に塗ります。自然な仕上がりがポイントです。
- 目元や眉毛、口元などのパーツごとにアイテムを使い分けることで、より立体的な印象を作り出すことができます。
- 最後に、仕上げにパウダーやチーク、リップなどのアイテムを使用し、メイクを完成させます。
プロのアイディアやテクニックも紹介
ビューティディグショナリーでは、一般的なメイクの手法だけでなく、プロのアイディアやテクニックも紹介しています。例えば、特定のパーツを強調する方法や、メイクの持ちを良くするための裏技など、より美しいメイクを実現するための情報を提供しています。
また、ビューティディグショナリーでは動画や写真を活用して解説しているため、言葉だけでは理解しづらいメイクの手順も視覚的に理解することができます。
自分らしいメイクスタイルを見つけよう
最も重要なことは、自分に合ったメイクスタイルを見つけることです。ビューティディグショナリーではさまざまなルックを提案しているため、自分の個性や好みに合わせたメイクを選ぶことができます。さらに、アンリクスの商品を使用しながらメイクをすることで、より効果的な結果を実感することができるでしょう。
メイクは女性だけのものではありません。男性も自分自身を表現する手段としてメイクを楽しむことができます。アンリクスのデジタルコンテンツを活用しながら、自分らしいメイクスタイルを見つけてみてください。
5. 若年層男性のメイク意識の高まり
最近の調査結果によると、20代の若年層男性の中で、メイクに対する関心が高まっていることが明らかになりました。
若い男性たちの中には、自己表現や個性の一環としてメイクを楽しんでいる人が増えています。
また、彼らの美容意識も高まっており、肌のケアだけでなくメイクも取り入れている人も多く見られます。
このメイク意識の高まりには、ソーシャルメディアの影響も大きいです。SNSを通じて、若年層男性同士がメイクに関する情報やアイデアを共有し、お互いに刺激を与えています。
さらに、メンズメイク市場もこの需要に応えて拡大し、大手百貨店やオンラインショップで男性向けのメイクアイテムが増えています。
このように、若年層男性のメイク意識の高まりは、自己表現や美容意識の向上、ソーシャルメディアの影響、メンズメイク市場の成長など様々な要素によって促進されています。
将来的には、男性たちがより自由にメイクを楽しむ社会が広まっていくことが期待されます。
まとめ
花王が展開するメンズコスメブランド「アンリクス」は、Z世代の若い男性たちを主なターゲットとしています。
アンリクスはクレンジングから美容液までのフルラインアップを揃え、男性の肌特性やニーズに合わせた製品を提供しています。
また、ブランドコミュニケーション戦略として、SNSやライブイベントを活用し、人気のインフルエンサーを起用することで、Z世代の共感を得ています。
さらに、ウェブツール「ビューティディグショナリー」では、メイクアップの手順をわかりやすく解説し、男性の美容意識の向上にも取り組んでいます。
このように、アンリクスは革新的な製品とデジタルマーケティングで、若年層男性のメイク意識の高まりを捉えて、次世代の男性美容分野を切り開いていきます。